宮古島旅行は2泊?3泊?モデルコースと日程を選ぶポイントを現地スタッフが解説

宮古島旅行を計画する時、真っ先に悩むのが「2泊にする?3泊にする?」という日程選び。せっかく離島の宮古島に行くなら、有名観光地は絶対にまわりたいと考える方も多いのではないでしょうか。
また、SNSで気になっているお店にも行きたい場合においても、お休みや予算都合も気になるはず。
この記事では、宮古島を満喫できるモデルコースや予算、日程を選ぶ時のポイントを現地スタッフの視点からご紹介していきます。
目次
コストパフォーマンス重視なら2泊旅行がおすすめ!
コストパフォーマンス重視で選ぶなら、やはり2泊3日の旅行がおすすめです。なぜなら3泊に比べた際に、旅費が抑えられるから。ホテルステイをワンランク上のものにしてみたり、レストランで少し豪華な料理を堪能できたりするのも大きな魅力です。
とはいえ、中には2泊だけで本当に宮古島の魅力を網羅できるか不安な方もいらっしゃるでしょう。2泊の旅行だとしても、モデルコースさえ把握しておけば、限られた時間の中でも宮古島を十分満喫することが可能です!
次のトピックで現地スタッフおすすめのモデルコースをご紹介するので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
宮古島2泊3日でのモデルコース例
さっそく、2泊3日でのモデルコース例を紹介します。
今回ご紹介するモデルコースをすべて含めると、大人1人あたりの予算は以下のような金額になります。
・宿泊:5万円
・食事:2万円
・アクティビティ:1.5万円
・島内交通:1.5万円
※航空券費用は除外、時期によって変動あり
1日目は移動や観光船に乗るシュノーケルや散策など
1.お昼前に宮古空港に到着
↓送迎バスで移動
2.シギラセブンマイルズリゾートに到着、ベーカリー&カフェ 南西の風でランチ
↓
3.シースカイ博愛に乗船
↓
4.ホテルブリーズベイマリーナにチェックイン
↓
5.屋台村でディナー
都内や地方から、お昼前に宮古空港に到着する便に乗ります。空港からの移動はホテル送迎バスを利用し、シギラセブンマイルズリゾートへ。
到着したら、宮古島の南海岸沿いにある「ベーカリー&カフェ 南西の風」でのランチがおすすめです。毎週木曜日は定休日なので、お気をつけくださいませ。

【ベーカリー&カフェ 南西の風】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国784-1
ホテルブリーズベイマリーナとなり
Open:8:00~16:00
※木曜日定休
Tel:0980-74-7275
>「ベーカリー&カフェ 南西の風」の情報を詳しく見る
ランチ後は、半潜水水中観光船「シースカイ博愛」に乗船。水深25mの海の世界へ連れて行ってくれます。運航時間は45分ほどなので、食後の観光にもちょうど良いのではないでしょうか。
観光船に乗った後は、ホテルブリーズベイマリーナにチェックイン。宮古島の海を求めて来島するならば、海を間近に眺めることができるホテルがおすすめです。
【ホテルブリーズベイマリーナ】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国784-1
Open:チェックイン15:00/チェックアウト11:00
Tel:0570-550-385
>「ホテルブリーズベイマリーナ」の情報を詳しく見る
初日のディナーは、ホテル目の前にある屋台村が良いでしょう。沖縄料理と島唄ライブを堪能できますよ。

【南風(ぱいかじ)屋台村】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国761-1
Open:17:00~22:00
Tel:0980-74-7410
>「南風(ぱいかじ)屋台村」の情報を詳しく見る
2日目はシュノーケルや散策など
1.シギラビーチにてカヤック&シュノーケルツアーに参加
↓
2.ルナロッサでランチ
↓
3.リフト乗車
↓
4.ホテルに戻り、うえのドイツ文化村散策
↓
5.琉宮苑でディナー
↓
6.シギラ黄金温泉を堪能
2日目は、9:30~12:00の間で、シギラビーチにてカヤック&シュノーケルツアーに参加。運が良ければウミガメに遭遇できる可能性もあるため、宮古島に来島された際にはぜひシュノーケルツアーにご参加いただきたいですね。
続いて「ピッツァ&ガーリックシュリンプ ルナロッサ」でのランチがおすすめ。窯焼きピッツァやパスタなどのイタリアンに加えて、ガーリックシュリンプのテイクアウトも可能ですよ。

【ピッツァ&ガーリックシュリンプ ルナロッサ】
Access:沖縄県宮古島市上野新里1405-214
Open:ランチ 11:00~15:00(ラストオーダー 14:00)
ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
※火曜日定休
Tel:0980-74-7024
>「ピッツァ&ガーリックシュリンプ ルナロッサ」の情報を詳しく見る
ランチの後はシギラリゾート内のリフト「オーシャンスカイ」に乗車。日本最南端、全長283メートルの絶景を空中散歩できます。運休日もあるため、公式サイトは要チェックです。
ホテルに戻った後は、中世ドイツを再現した「うえのドイツ文化村」を散策してみましょう。入園自体は無料なうえ、散策だけでも十分楽しめますよ。
そしてディナーは、「炭火焼肉 琉宮苑」がおすすめ。数量限定の特選宮古牛や、宮古島近海の新鮮な魚介類をお楽しみいただけるのではないでしょうか。

【炭火焼肉 琉宮苑】
Access:沖縄県宮古島市上野宮国974-7
Open:17:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
Tel:0980-74-7024
>「炭火焼肉 琉宮苑」の情報を詳しく見る
2日目の最後を飾るのは、「シギラ黄金温泉」。緑と花々に囲まれた温泉であり、夜は満天の星を眺めながら温浴を楽しめますよ。

【シギラ黄金温泉】
Access:沖縄県宮古島市上野新里1405-223
Open:11:00〜22:00(最終入館21:30)
Tel:0980-74-7340
>「シギラ黄金温泉」の情報を詳しく見る
3日目は離島マーケットや宮古そばを堪能
1.ホテルチェックアウト
↓
2.琉球離島マーケット
↓
3.市内で宮古そばを堪能
↓
4.空港へ移動し、帰宅
ホテルをチェックアウトしたら、琉球離島マーケットへ向かってみてください。宮古島はもちろん、沖縄本島や八重山諸島のお菓子や泡盛などの品揃えも豊富です。

【琉球の風 琉球離島マーケット】
Access:沖縄県宮古島市上野宮国761-1
Open:9:00~22:00
Tel:0980-79-6410
お土産を購入後は、市内に移動。最後に宮古そばをご堪能くださいませ。ちなみにソーキそばとも似ていますが、宮古そばは鰹節ベースのスープが多いのが特徴です。ソーキそばが豚骨ベースなのに対して、宮古そばは鰹節のあっさりとした味わいが魅力的ですね。
そして最後は空港へ。これまで述べてきたモデルコースであれば、2泊3日の旅行でも宮古島の魅力を十分満喫できますよ。
タイムパフォーマンスで選ぶなら意外にも3泊がいい!?

「タイムパフォーマンスで考えても、2泊の方が良いのでは?」と思うかも知れません。しかしプラス1泊が増えることで、朝から晩まで1日まるごと宮古島を楽しめるようになります。
実はタイムパフォーマンスで選ぶならば、3泊4日がおすすめといえるのです。
宮古島3泊4日のモデルコース例
3泊4日でのモデルコース例をご紹介します。
先程紹介したコースに追加で、次のモデルコースが1日増える形となります。
・宿泊:7.5万円
・食事:4万円
・アクティビティ:3.5万円
・島内交通:2.5万円
※航空券費用は除外、時期によって変動あり
<プラス1日分のモデルコース>
1.8:30頃に池間島へ移動し、八重干瀬(やびじ)の半日ボートシュノーケル
↓
2.ガーリックシュリンプのランチ
↓
3.雪塩ミュージアム
↓
4.砂山ビーチ
↓
5.リッコジェラートを堪能
↓
6.ユートピアファーム
八重干瀬とは、船でしか行けない日本最大級の珊瑚礁郡のあるところ。ビーチからのシュノーケルとはまた違った、色とりどりのサンゴや熱帯魚などが生息しています。

八重干瀬でのシュノーケルを終えたら、ランチとしておすすめなのがガーリックシュリンプ。近場でお店を探すなら西平安名崎展望台付近にある「ハリーズ シュリンプ トラック(HARRY’S Shrimp Truck)」が近くて良いでしょう。
ランチ後に向かうのは「雪塩ミュージアム」。宮古島が誇る雪塩の製造工程を見たり、施設でも人気の雪塩ソフトクリームを堪能できたりします。
そして宮古島の観光と言えば、やはりビーチ散策は欠かせないところ。コバルトブルーの美しい海が魅力の宮古島の中でも屈指の人気を誇る「砂山ビーチ」は、2泊3日にプラス1日を追加してでも行くべきビーチです。

広い空と青い海が重なり合いそうなくらい美しい景色は、まさに自然が作り上げた芸術作品。こじんまりとしたビーチではあるものの、宮古島の海を語るのであれば一見しておいて損はありませんよ。
砂山ビーチで美しい海を見た後は「リッコジェラート」で小休憩。ジェラートの種類としては、マンゴーやパッションフルーツ、パイナップルなど南国のフルーツのほか、紫芋や泡盛など沖縄本島や宮古島ならではの食材も使われています。

最後に向かう観光スポットは、宮古島の花と果物の楽園と呼ばれる「ユートピアファーム宮古島」。時期によって旬の花が異なるため、園内は1年を通して様々な花が咲き誇っています。

ただし入場は16:30までになるため、移動時間や他にも行きたい観光スポットなどの予定にも注意しておきましょう。
ディナーはちょっと豪華に、ホテル内レストラン「鉄板焼き シギラブルー」がおすすめ。コース料理はバラエティに富んでおり、宮古島ならではの食の魅力を存分に味わえるのではないでしょうか。

【鉄板焼 シギラブルー】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国784-1
Open:9:00~22:00
Tel:0980-76-3901
>「鉄板焼 シギラブルー」の情報を詳しく見る
食後は、シギラリゾート内の星空ツアーに参加してみてください。1時間ほどのツアーとなりますが、南の島特有の南十字星や、双眼鏡で月や惑星も鮮明に見ることができるでしょう。ガイドの解説とともに。満天の星空に大感動すること間違いなしですよ。

3泊することで、このような1日をプラスで楽しめます。2泊3日の場合は、初日と最終日は飛行機移動があるので、丸1日楽しめるのは真ん中の1日しかありません。
滞在を3泊に延ばせば、朝から晩まで楽しめる1日を増やすことができます。
日程を選ぶ時のポイント

宮古島は2泊or3泊のどちらでも十分楽しめますが、日程を選ぶ際にはいくつか押さえていただきたいポイントがあります。
時期や移動時間を考慮する
宮古島への来島をご検討される際、時期や移動時間については十分考えておきましょう。
宮古島は夏に行きたい方が多いかもしれませんが、夏は移動費や宿泊費も高くなる傾向にあります。
また移動に関しても、アクセスの良し悪しや乗り継ぎなどで、現地到着するまでに半日以上かかる場合もあります。移動時間を多めに見積もっておくことに加えて、休みが取れる長さや予算に合わせて検討しておくのも大切ですよ。
旅行の優先順位を明確にする
旅行の優先順位を明確にして、効率良く島内を巡ることができます。
宮古島は様々な島を車で回れる便利さがありますが、「ビーチで泳ぎたい」「余すことなく観光地を巡りたい」など、準備するものや移動時間も大きく変わってきます。
その中でも宮古島で特に何をしたいか、実現したい体験や希望を明確にすれば、過不足なく島内を回れるのではないでしょうか。
まとめ
・コスパ重視であれば、コンパクトに満喫できる2泊がおすすめ。
・タイパ重視であれば、観光・アクティビティ全て満喫できる3泊がおすすめ。
アクティブに楽しめるモデルコースを紹介しましたが、ホテルの庭やベランダなどで丸一日、何もせずチルタイムを過ごすのも最大の至福です!
その時は、スマホや腕時計をそっと奥にしまって、宮古島のゆっくり流れる島時間をお楽しみください。