宮古島の飲み屋街(繁華街)ってどこ?現地スタッフがおすすめの旅程を紹介

この記事では、宮古島の飲み屋街についてご紹介します。
沖縄のお酒と言えば、やはり泡盛が浮かんでくる人も多いのではないでしょうか。地元のおじぃやおばぁも、泡盛で色んな飲み方をしています。
緑茶やウーロン茶で割った泡盛のお茶割りはさっぱりと飲みやすく、コーヒーで割った泡盛のコーヒー割りなどはまろやかさが際立ちます。
今回は宮古島の飲み屋街のご紹介とともに、カップル2人で行く宮古島旅行、題して「地元の味と風に酔いしれる2泊3日の旅」をご提案していきたいと思います。
宮古島の飲み屋街(繁華街)ってどこにある?

宮古島で主要な飲み屋街(繁華街)として広く知られているのが、「西里通り」という場所。宮古空港から車だと15分ほどで行けますが、平良市近辺からバスも出ているのでアクセスにはそこまで困らないでしょう。
西里通りは、宮古島周辺では比較的歴史のある商店街として知られています。西里通りの西にある「下里通り」にも飲食店が建ち並ぶため、この2つのメインストリートあたり一帯(※)が、繁華街としてメディアで取り上げられる機会が多いのではないでしょうか。ちなみに日曜に定休日をとるお店が多く、日中は営業していることが少ないため注意が必要ですね。
ちなみに平良市、上野村などが合併し、「宮古島市」が発足したのはここ20年前くらいの出来事。地元の方や移住してきて長い方は、市街地がある平良市のことは「市内」、それ以外は「市外」などの呼び方をしています。
また、西里通りにレンタカーで行く場合にしても、飲み屋街を満喫した帰りは代行を頼めば問題ありません。タクシーで帰る手段もありますが、代行を呼んだほうが安く済む場合もあるので検討してみてください。
※メインストリート一帯は、本州や四国、九州などでは「平良(ひらら)タウン」とも呼ばれる場合があります。
宮古島の飲み屋街で食べたいご当地グルメ・食材

宮古島の飲み屋街を楽しむ際、押さえていただきたいご当地グルメや食材は以下の通り。
・島おでん
・宮古牛
・島ダコ
・島マグロ
・宮古そば
・マンゴーや宮古メロン
など
ところで皆さん、宮古島に伝わる「オトーリ」というのはご存知でしょうか?お酒を通じて“人と人の絆を深める”事を目的とした、宮古島に伝わるお酒の飲み方・宴会での文化です。
進め方として、まず宴の代表である「親」が選ばれます。親は簡単な口上(こうじょう)を述べた後、自分の肺にお酒を注いで飲み、その後参加者一人一人にお酒を注ぎながら順番に飲んでいってもらいます。
一巡した後、親を交代し同様の流れでお酒を回していきます。親に指名された時、この口上(こうじょう)が上手い人が多いのも宮古島ならでは。
短時間で感謝や経緯、笑いを込めた表現力が必要にもなり、筆者自身もオトーリに参加している時はこの口上をどのようにまとめるか……頭がフル回転する時もありました。
島の温かさが感じられ中までの一体感が生まれる貴重な文化、時代に合わせながら受け継いでいきたいですね。
現地スタッフが2泊3日の旅行プランをご提案
ここからは、現地スタッフである筆者が2泊3日の旅程とともに宮古島で堪能していただきたいグルメや飲み屋街(繁華街)、居酒屋などをご提案させていただきます。
基本的にカップルに向けた旅程となっておりますが、どなたでも楽しめるのでぜひ最後までご覧ください。
初日:宮古空港からシギラリゾートへ
各空港を出発し、午前中には宮古空港へ到着。内地から宮古空港への便は早めのものが多め。遅くとも16時に到着できる場合が多いため、日中から夕方にかけて宮古島にたどり着けるでしょう。
空港でレンタカーを借り、まず向かったのは、空港からすぐの「ブルータートルファーム マンゴーカフェ」。朝早いフライト後に嬉しい、フレッシュなマンゴースムージーで旅のスイッチを入れましょう。
ランチは「皆愛屋(ミナアイヤ)」で、ゆし豆腐とおにぎりの優しい味わいに舌鼓。できたてのゆし豆腐はフライトで疲れた体を癒してくれるはずです。
ランチ後に車でいくつかの観光地を巡り、今回の滞在先「シギラベイサイドスイート アラマンダ」にチェックイン。自分へのご褒美気分で、ヴィラタイプの「プールヴィラロイヤルスイート」を予約するのも良いでしょう。

【シギラベイサイドスイート アラマンダ】
Access:沖縄県宮古島市上野新里926-251
Tel:0570-550-385
>「シギラベイサイドスイート アラマンダ」の情報を詳しく見る
ラグジュアリーな空間で一息ついたら、リゾート内を散策しながらゆっくり流れる島時間に身を委ねます。
夜は、地元の食材を活かしたコース料理と泡盛が味わえる「てんぷら 天翔 宮古島」へ。料理長自らが選ぶ近海産の魚介や島野菜など、旬の食材を使用した本格的なてんぷらを楽しめますよ。
また地元ならではの滋味深い料理とともに、沖縄の泡盛文化に触れられるでしょう。特に軟水に恵まれた宮古島は、泡盛もまろやかで口当たりの良い傾向にあります。
各酒造でも独自の工夫を凝らしながら熟成や原材料にこだわっているため、各メーカーごとに味わいを比べてみるのもおすすめですよ。

【てんぷら 天翔 宮古島】
Access:沖縄県宮古島市上野新里1405-221
Open:17:00〜22:00
※定休日:火曜日
Tel:0980-74-7357
>「てんぷら 天翔 宮古島」の情報を詳しく見る
食後は「ファンキーフラミンゴ」で、にぎやかな夜を楽しみながら一日を締めくくります。古き良きオールディーズへと誘ってくれる同店ならば、ライブとダイニングバーを両方楽しめるでしょう。

【ファンキーフラミンゴ】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国974ー2
Open:18:00〜23:00(Food L.O. 22:00 / Drink L.O. 22:30)
※定休日:月曜日
Tel:0980-74-7357
>「ファンキーフラミンゴ」の情報を詳しく見る
2日日:ビーチや繁華街を楽しむ
ホテルで朝食を済ませたら、ビーチへ直行しましょう!シギラビーチでシュノーケルツアーに参加すれば、念願のウミガメと会えるかもしれません。

南国の透き通るような海中世界を満喫した後は、ビーチパラソルの下でのんびりとお過ごしください。ランチはフードコートでいただくのが良いでしょう。

午後は一度ホテルに戻ってリフレッシュ、夕方にクラブラウンジのバータイムで、カクテルとともに贅沢なひとときを……。

夜はローカル色あふれる宮古島の繁華街へ。泡盛と地魚の干物で有名な老舗居酒屋で、地元の味を心ゆくまで堪能してくださいね。
最終日: リゾートを満喫したら帰路へ
最終日も朝からリゾートを散策し、チェックアウト後はお土産を買いに「クロスポイントマーケット」と「琉球離島マーケット」へ。泡盛を中心としたお土産探しにぴったりのスポットです。
お土産は空港でも買えますが、こちらで購入しておいたほうが後々の予定がスムーズに運ぶのではないでしょうか。
ランチは「ポルトチェルヴォ」で旅の締めくくり。ここはイタリア料理店ながらも、島の食材もふんだんに楽しめます。

【ポルトチェルヴォ】
Access:沖縄県宮古島市上野字宮国784-1
Open:
ランチ 11:00~14:30(ラストオーダー 14:00)
ディナー 17:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
※水曜日定休
Tel:0980-74-7274
>「ポルトチェルヴォ」の情報を詳しく見る
食後は「うえのドイツ文化村」散策やリゾート近くのしろう農園でヤギとふれあいながら、ほっこりとした時間を過ごしてみてください。
その後、宮古空港から帰路へ。
まとめ
宮古島のメジャーな飲み屋街と言えば、平良タウンが有名。市街地を求めて遊びに行きたい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
とはいえリゾート内でのグルメや居酒屋、バーなどのチェックは欠かせません。宮古島旅行を満喫するなら、現地スタッフの筆者としては今回ご紹介したお店が一押しです。
島時間をゆっくり味わいながらお酒を傾け、地元の味と共に舌鼓を打つ旅行。すごく憧れますね!
旅程を紹介しながら、私自身もこんな旅行が羨ましくなりました。泡盛や沖縄料理に興味があるグルメ派、記念日やご褒美旅で非日常を味わいたい人におすすめの旅です!