石垣島と宮古島どっちがおすすめ?違い・特徴などを宮古島ホテルスタッフが解説

「沖縄本島だけではなく、さらに南の離島へ旅行したい!」と考えた際に、代表的な人気の離島として「石垣島」「宮古島」が出てくる方が多いのではないでしょうか。
今回は宮古島在住の現地のガイドが、石垣島と宮古島それぞれの魅力を解説します!先島諸島の離島は概ね訪れているため、それぞれの違いや特徴などを網羅的にご紹介できますよ。
石垣島の有名な観光スポット

石垣島旅行で必ずチェックしておきたいのが、「水牛」「赤瓦」「ハイビスカス」など南国風景溢れるスポットです。
特に石垣島から船で10分ほどの場所にある「竹富島」は、昔ながらの赤瓦の集落が今も残り、島の原風景を感じられる場所として人気。情緒ある民宿に滞在すれば、ゆったりと流れる島時間を存分に味わうことができますよ。
また、水牛車に乗って島をめぐるツアーもあります。水牛車に寄られながら、ガイドの案内やガイドが演奏する三線の音色と共に島の歴史・文化を学ぶこともできるのがオススメ。
水牛車観光は石垣島のフェリーターミナルで受け付けていますし、竹富島に着いた竹富港の桟橋でも受付可能です。
また、石垣島旅行で一番人気と言っても過言ではないスポットは、ガイドブックにもよく載っている「川平湾」ではないでしょうか。川平湾はエメラルドグリーンのコントラストが美しい海として知られますが、実は遊泳禁止エリアです。
穏やかな湾に見えますが、見た目以上に潮流が速いため泳ぐことはできません。代わりに船で遊覧できるグラスボートやマングローブクルーズなどを楽しめるので、石垣島に行った時はぜひ寄ってみてくださいね。
宮古島の有名な観光スポット

宮古島といえば、なんといっても青く澄んだ海が一番に挙がる方がほとんどでしょう。宮古島の海は「宮古ブルー」と呼ばれるほど、沖縄本島の海とは全く異なる美しい色が広がっています。
2015年に開通した「伊良部大橋」ができてから、宮古島はさらに注目されるようになりました。全長3,540mの大橋をドライブするのは格別です。橋の上から見える青い海と空は、他には無い絶景と言えるでしょう。
大橋からは、運が良ければ泳いでいるウミガメを発見できる可能性も……。ただし大橋をドライブする際は、橋の途中では駐停車禁止となっています。ウミガメをじっくり見たいところではありますが、駐停車禁止の点だけは注意が必要です。
また東洋一の美しさを誇ると言われている「与那覇前浜ビーチ」も必見です。白い砂浜と透き通ったエメラルドグリーンの海のコントラストが忘れられない風景となるでしょう。
ちなみに筆者がオススメする時間帯は午前中。海のグラデーションが一番映える絶好の時間帯です。
なお宮古島のビーチは、大抵どこでも遊泳可能です。もちろん与那覇前浜ビーチも遊泳可。サンゴなどは見られませんが、どこまでも透き通った海の色と砂浜を海中からも堪能してください。
石垣島と宮古島の違い

石垣島と宮古島とでは、自然の多様性、周辺離島へのアクセスのしやすさなどにおいて大きな違いがあります。
自然の多様性の違い
石垣島には、沖縄の原風景が残る場所が数多くあります。前途で挙げた赤瓦の街並みや、日本最南端のマングローブ林、海まで続く鍾乳洞などもあります。
また、2021年に世界自然遺産に登録された西表島まで足を伸ばせば、手つかずの大自然やそこにしか生息していない希少動物などにも巡り合えます。海だけではなく、原風景や自然も楽しみたい人に向いているといえるでしょう。
対して宮古島は、「珊瑚が隆起してできた島」のため、島全体が平たくなっています。石垣島より少し面積が小さいくらいですが、最大標高部分でも100m程度。山が無い島なので、空を遮るものがありません。
他の島と比べて見渡せる空が広く感じ開放的な気分になれるのも特徴です。「海や空、自然の風景を思う存分楽しみたい!」というアクティブ志向な方に向いていると言えます。
周辺離島へのアクセスの違い
石垣島を含む八重山諸島には、友人島が12島あります。全て船での移動となるので、石垣島を拠点に離島巡りを楽しみたい方にもうってつけの旅行先となります。
一方で宮古島は、島から広がる離島(池間島・来間島・伊良部島・下地島)へは大橋が架かっており、車で移動が可能です。宮古島でしか見られない「宮古ブルー」を楽しめるのはもちろんですが、ドライブで様々な離島巡りができるのも大きな魅力です。
また離島では珍しく空港も2つあり、アクセスの選択肢も広がり利便性が高まっています。
石垣島の特徴

前述した通り、石垣島を含む八重山諸島では色々な特色のある離島があり、周辺を巡る旅だけでもかなり魅力が詰まっています。
最南端の波照間島、最西端でもあり昔は独立国でもあった与那国島、人口よりも牛の頭数が多い黒島など、それぞれに魅力ある島が多いです。
筆者も八重山諸島の離島巡りをしていた際、一つの島で3泊くらいして過ごしていた時もありました。当時は長期の休みを取り、可能な限り効率良く島巡りをしていました。
実は沖縄県で一番高い山は石垣島にあり、トレッキングツアーなどもあります。このトレッキングツアーでオススメなのが、石垣島で2番目に高いマーペー山(野底岳)です。
山頂が尖ったユニークな岩山で、遠くからでも分かりやすい山ですね。8合目あたりまで車で行くこともできます。
山登りが苦手な方でも、8合目まで車で行けば15分程で山頂にたどり着けるのではないでしょうか。なおマーベー山は周囲に高い山がないため、山頂からは石垣島の360度パノラマを楽しむことができます。
ちなみに山頂は抜群のフォトスポットとして知られており、SNSなどでも度々写真が上がっています。検索してご覧いただければ、きっと山頂に行ってみたくなりますよ。
そして石垣島最北端の平久保崎灯台も、ぜひ行っていただきたい観光スポット。白い灯台の奥には、とても見晴らしが良いブルーに広がる海が見えてきます。天気が良いと、多良間島や宮古島を見ることができるとか……。
北側の海とは対照的に、反対側には牧場が広がっています。のんびりと過ごす動物たちを眺めることができますよ。
宮古島の特徴

隆起した珊瑚でできた宮古島は、平たい島なので山や川がありません。平たい島のおかげで、雨が降っても土砂が海に流れ出ないのが特徴。天気によらずいつでも海の透明度が高いおかげで、いつでもマリンアクティビティを楽しめるのが魅力と言えます。
また宮古島でのサトウキビ生産量は沖縄県全体の半数弱(40~47%)を占めています。島をドライブしていると、あちこちでサトウキビ畑が見られ、沖縄に来た気分を一気に盛り上げてくれるのではないでしょうか。
これはサトウキビ収穫後(春先)に見られることですが、次の植え付け前の肥料として使う(≒緑肥)ため、ひまわり畑が突如として現れる場合があります。見つけたらラッキー、そんなひまわり畑の風景も楽しんでください。
ちなみに宮古島には、日本最南端・最西端の天然温泉「シギラ黄金温泉」があります。島内でも唯一の天然温泉で、水着で入れるジャングルプールやプライベート空間を満喫できる個室の部屋もあります。
【シギラ黄金温泉】
Access:沖縄県宮古島市上野新里1405-223
Open:11:00〜22:00(最終入館21:30)
Tel:0980-74-7340
>「シギラ黄金温泉」の情報を詳しく見る
牛丼で有名な「吉野家」も日本最南端、また神社「宮古神社」も宮古島が最南端になりますので、御朱印集めが好きな方はぜひ最南端の御朱印を宮古島でゲットしてくださいね。
まとめ
石垣島および八重山諸島は火山の噴火によってできた島もあり、高い山があるのでトレッキングやネイチャーツアーには向いている島といえます。
宮古島および宮古諸島は琉球石灰岩という珊瑚でできた島のため、平坦で空の見晴らしが良いのが特徴です。そして原因は分かってないのですが、宮古島には沖縄で有名な毒蛇「ハブ」が居ません。筆者も移住を決める際、ハブが居ないというのも一つの要因だった記憶があります。
それぞれに良さや特徴があるので、どちらも甲乙つけがたい魅力的な島だと言えるでしょう。
本当は、石垣島においても宮古島においても、もっともっと書きたい魅力がたくさんあります。波照間島だけで1つのコラムかけるくらいです。
またの機会に、色んな紹介をしていきたいと思います。皆さんもこれを参考に旅行し、離島の魅力にさらにはまっていただくことに期待しております。