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観光スポット
2025.10.24

宮古島の冬の魅力は?夏には味わえない冬旅を現地スタッフがガイド

宮古島 冬

沖縄より南西に位置する宮古島は、冬場でも楽しめる観光スポットがあります。

夏と違い観光客が少ないため、ゆっくりとした時間を味わえるのも魅力です。

今回は、冬におすすめする宮古島の観光やグルメをご紹介します。散策から体験、グルメなど満遍なく掲載しているので、旅先のご予定に迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

冬の宮古島

冬の宮古島の風景

宮古島の12月の平均気温は20℃前後なので、屋外でも比較的過ごしやすいでしょう。加えて1日を通して、気温差もほとんどありません。体への負担が少ないのも宮古島の冬ならではの特徴と言えますね。

また冬は空気も澄んでいるため、バードウォッチングやビーチ散策に適した季節となります。東京や大阪などの冬とは違い、お花もきれいに咲いていますよ。

宮古島の散策スポット

宮古島の旧市街地は「綾道(あやんつ)」と言われる歴史の原風景が残っている場所が多数あります。

綾道とは、宮古島の言葉で「趣きのある道」という意味です。市役所などでも地域別のロードマップ冊子が配布されており、下記サイト内でもPDFでダウンロードできます。

歴史や史跡が好きな方は、ぜひ冊子に沿って史跡や文化を巡る旅をしてみてはいかがでしょうか。少し汗ばむくらいの爽快感が味わえます。

<綾道-宮古島市neo歴史文化ロード->
https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/kyouiku/syougaigakusyu/syougaikakusyu/ayantsu-pdf.html

ちなみに綾道を一層楽しむならアプリのダウンロードもおすすめです。アプリでコース上にあるQRコードを読み込めば、クイズを解きながら回れます。

クイズとともに各所を巡れば、綾道について楽しく学びながら散策できそうですね。

<アプリのダウンロードはこちら>
https://miyakojimabunkazai.jp/

冬ならではの星座を見つけよう

冬の宮古島の星空

空気が澄んだ冬だからこそ、宮古島においては星空が一層きれいに見えます。特に12月頃は、すばる(プレアデス星団)や冬の定番オリオン座などが見どころです。

また宮古島の北緯は約24度、東京の場合は北緯約35度なので11度も違います。それに伴い、星座や星の見える位置も大きく変わってきます。

例えば冬の代表的な星座「オリオン座」も、東京で見るよりもより随分高い位置に見ることができますよ。

BEGINさんの「オジー自慢のオリオンビール」という歌の中の「三ツ星かざして高々と」というフレーズも、星を見ながらであれば一層趣深く感じますよ。

星空を見る際に各所スポットを巡るのも良いのですが、ガイド付きで楽しむならシギラリゾートの星空ツアーもおすすめです。

小さなお子さんも一緒に楽しめるツアーなので、幅広い層の方に人気のアクティビティです。

>「シギラリゾートの星空観賞ツアー」の情報を詳しく見る

伝統工芸や文化体験~宮古島の歴史を知る~

宮古島には伝統工芸もあります。「宮古上布」と呼ばれる最高級織物の歴史を、宮古島市伝統工芸品センターや宮古島市総合博物館で学ぶこともできます。

また平良市街地にある宮古島市体験工芸村(つむかぎ村)では、織物体験なども楽しめます。ただし年末年始に休業日があるため、12月初め頃に公式サイトの休業情報はチェックしておきましょう。

ちなみに宮古島には世界で初めて実用化された「地下ダム」もあります。地下ダムとは、地中に水を通さない壁を作り、地下水をためる施設。地下水の流れをせき止め、水を溜めていきます。

地上から見ることはできませんが、宮古島市地下ダム資料館で映像や実際の技術や仕組みを学べます。

地下ダムを学べるスポットになるため、教育旅行や自由研究にもぴったりです。

冬の宮古島グルメ

宮古島メロン

宮古島グルメと言えば、マンゴーをはじめとしたトロピカルなフルーツが挙げられます。

夏以外にフレッシュなマンゴーが出回ることはありませんが、12月の宮古島は「宮古島メロン」が店頭に並び始めます。宮古島の太陽やアルカリ土壌の土で育った赤肉のメロンは、規格外の大きさでジューシーな味わいが魅力!

特に12月頃は、国内では宮古島でしかメロンが出回っていません。お土産はもちろん、フルーツとしてフレッシュなメロンを味わえるのも冬の宮古島ならではの楽しみと言えるでしょう。

また冬であれば、夏と違って観光客も少ない傾向にあります。通常行列を作っている有名店でも、冬ではそれほど並ばずに入れますよ。

冬のリゾートステイ

宮古島の冬は、リゾート施設内で楽しめるスパやマッサージも人気です。

シギラ黄金温泉には、スパやカフェ、個室エリアも併設されています。温泉に浸かりながらゆっくりと過ごせますし、スパやカフェなどで1日楽しむこともできます。

施設内には内湯やサウナ、水着着用の混浴型温泉などもあるため、冬の海が不安な方はぜひ温泉施設も検討してみてくださいね。

>「シギラ黄金温泉」の情報を詳しく見る

また冬の宮古島は、移動費や宿泊費が比較的安く抑えられるのも特徴。可能であればリゾートホテルで長期滞在をし、島時間を思う存分満喫するのもおすすめですよ。

冬旅をより快適にするために

冬の宮古島のビーチ

宮古島で冬旅をより快適にするには、いくつかの注意点があります。

平均気温は20℃前後ではありますが、冬の宮古島は北風が強く吹いています。基本的には半袖や薄手の長袖の服装で大丈夫ですが、屋外ではウィンドブレーカーやパーカーなどの風を通しにくい上着があれば快適です。

また冬でも比較的紫外線も強いため、サングラスや日焼け止め・帽子などの日焼け対策も怠らないよう気を付けましょう。

まとめ

冬は観光客が少なくなり、移動費や宿泊費も比較的リーズナブルな価格まで抑えられるシーズンでもあります。

またシュノーケリングはもちろん、ダイビングやカヌー、カヤックなどのマリンアクティビティもおすすめ。今回ご紹介には挙げませんでしたが、夜に満天の星空を楽しむのも良いのではないでしょうか。

また空気も澄んでいるため、星空やアクティビティを楽しみやすいタイミングとなります。

お客様から、よく「冬でもマリンアクティビティはできるのですか?」という質問があります。宮古島であれば、もちろん冬でも海に潜ることができます。

しかも海水も冬は透明度が高いため、熱帯魚やサンゴを快適によりクリアに見ることができるでしょう。

ただし冬のマリンアクティビティは気温よりも海水温が高いため、海に入る時よりも上がる時の方が寒さを感じるかもしれません。

夏とは一味違った冬の宮古島をenjoyしてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

Masashi
Masashi
トライアスロンきっかけで、宮古島に移住しました。 #船舶1級 #大型2種 #シュノーケルガイド #足袋RUN #御朱印RIDE
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