scroll

観光スポット
2026.08.31

宮古島で見られる花4選|見頃や特徴・南国の花を楽しむポイントを現地民が解説

宮古島のフウリンブッソウゲ

宮古島を歩いていると、鮮やかなピンクや黄色、赤、白など、南国らしい色彩の花をいたるところで目にします。「この花の名前は何だろう?」「宮古島では、いつ頃まで咲いているのだろう?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

温暖な気候の宮古島では、本州とは異なる種類の花や、本州では夏を中心に咲く花を比較的長い期間楽しめます。

この記事では、宮古島でよく見られる代表的な花としてブーゲンビレア、ハイビスカスなど4種類をご紹介します。花の特徴や見分け方、観察するときの注意点も解説します。宮古島旅行の際は、海や空だけでなく、島を彩る花々にも注目してみてください。

宮古島ではどんな花が見られる?

宮古島で見かけることの多い花を、簡単に比較してみましょう。

花の名前観察地の注意点
ブーゲンビリアピンク、赤、白、紫など枝に棘がある
ハイビスカス赤、ピンク、黄、白など植栽を傷つけないよう注意
ブルメリア白、黄、ピンク、赤など白い樹液に触れない
アラマンダ黄色、ピンク、赤紫など樹液や植物を口にしない

いずれも宮古島の街路、生け垣、庭、公園、ホテルの敷地などで見かけることがあります。

ただし、植えられている場所の多くは私有地です。観察や撮影をするときは、敷地内へ無断で入ったり、花や枝を折ったりしないようにしましょう。

宮古島を代表する4種類の花

ブーゲンビレア(ブーゲンビリア)|宮古島市の市花

宮古島のブーゲンビリア(ブーゲンビレア)

ブーゲンビレア(ブーゲンビリア)は、宮古島市の市花に指定されている、島を代表する植物です。宮古島では「ブーゲンビリア」と呼ばれることもあります。鮮やかなピンク色の花として知られていますが、花びらのように見える部分は、正確には「苞(ほう)」と呼ばれる葉の一部です。

本当の花は、色づいた苞の中央にある、小さな白い筒状の部分。苞の色は濃いピンクだけでなく、赤、白、紫、オレンジ色などさまざまです。色や品種によって印象が大きく異なるため、見比べながら歩くのも楽しみ方の一つです。

ブーゲンビレアの見頃

宮古島では比較的長い期間、開花した姿を見られます。ただし、花の量は日照や水分、品種、剪定などの条件によって異なります。

ブーゲンビレアは短日性の性質を持ち、一般的な栽培環境では春や秋に花が増え、真夏には花が少なくなることがあります。

一方、宮古島の観光農園などでは、品種や栽培環境を工夫することで、一年を通していずれかの品種を観賞できる場合もあります。ユートピアファーム宮古島では、約50品種のブーゲンビレアが植栽されています。

ブーゲンビレアを見るときの注意点

ブーゲンビレアの枝には鋭い棘があります。生け垣や道路沿いに植えられている場合でも、枝へ不用意に手を伸ばすとけがをすることがあります。写真を撮る際も、枝や葉に触れない程度の距離を保ちましょう。

ハイビスカス|一日ごとに新しい花が咲く南国の花

宮古島のハイビスカス

ハイビスカスは、ブーゲンビレアと並んで南国を象徴する花です。赤い花を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、宮古島ではピンク、黄色、オレンジ、白など、さまざまな色のハイビスカスを見られます。花びらが重なった八重咲きや、色が混ざり合った品種もあります。

一般的なハイビスカスの花は、朝に開き、夕方から翌日にかけてしぼむ「一日花」です。同じ株に複数のつぼみが付き、毎日のように新しい花が開くため、一つの花が長期間咲き続けているように見えることがあります。

宮古島の暮らしとハイビスカス

ハイビスカスは花を観賞するだけでなく、生け垣や庭の植栽としても広く利用されています。宮古島では住宅の周辺、道路沿い、宿泊施設の庭など、身近な場所で見つけられる花です。散策中に色の異なるハイビスカスを探してみるのもよいでしょう。

ハイビスカスティーは赤い花から作るの?

一般にハイビスカスティーの原料として使われるのは、観賞用の赤いハイビスカスの花びらではありません。主にローゼルという近縁の植物の、果実を包む赤い萼などを乾燥させて使用します。鮮やかな赤色と爽やかな酸味が特徴です。

観賞用として植えられているハイビスカスを、自己判断で食べたり飲み物に利用したりしないようにしましょう。

プルメリア|甘い香りが特徴の花

宮古島のプルメリア

ルメリアは、厚みのある花びらと甘く上品な香りが特徴の花です。白い花びらの中心が黄色く色づくタイプがよく知られていますが、ピンク、赤、黄色、グラデーションなど、さまざまな色があります。

風に乗って香りが漂うこともあり、花が見える前に香りでプルメリアの存在に気づくこともあります。ハワイではレイに用いられる花として知られ、東南アジアなどでも寺院や庭園に植えられています。そのため、英語で「Temple Tree」や「Frangipani」と呼ばれることがあります。

プルメリアは枝から育つこともある

プルメリアは、切った枝から発根させて増やせる植物です。宮古島では台風や強風で枝が折れてしまうことがありますが、適切に管理すれば、挿し木として育てられる場合があります。

ただし、道路や施設、他人の敷地に落ちている枝を無断で持ち帰ることは避けましょう。

プルメリアの白い樹液に注意

プルメリアの枝や葉を折ると、白い樹液が出ます。この樹液は皮膚や目への刺激になることがあるため、触れないようにしてください。英国王立園芸協会も、プルメリアについて、食べると有害であり、樹液が皮膚や目への刺激になる植物として案内しています。

誤って皮膚に付着した場合は、こすらずに流水と石けんでよく洗い流しましょう。目に入った場合や症状が続く場合は、医療機関などへ相談してください。

アラマンダ|黄色いラッパ形の花

宮古島のアラマンダ

アラマンダは、ラッパのような形をした鮮やかな花が特徴です。和名では「アリアケカズラ」と呼ばれます。黄色の花が代表的ですが、種類によってはピンクや赤紫色の花を咲かせるものもあります。

ちなみにアラマンダは、シギラセブンマイルズリゾート内の「シギラベイサイドスイート アラマンダ」の名称にも使われている花です。つる状に枝を伸ばす性質があるため、フェンス、生け垣、アーチなどに仕立てられることがあります。たくさんの花がまとまって咲くと、周囲が明るく華やかな雰囲気になります。

【シギラベイサイドスイート アラマンダ】
Access:沖縄県宮古島市上野新里926-25
Tel:0980-74-7100

>「シギラベイサイドスイート アラマンダ」の情報を詳しく見る

アラマンダを見るときの注意点

アラマンダは、樹液などに刺激性のある成分を含む植物です。花や葉、枝には不用意に触れず、口に入れないようにしましょう。特に小さな子どもやペットと一緒に散策するときは、植物へ近づきすぎないよう注意が必要です。

宮古島で花を楽しむときのポイント

旅人の木の種

宮古島の花を安全に楽しむため、次の点を心がけましょう。

花や枝を折らない

美しい花を見つけても、持ち帰るために花や枝を折ってはいけません。植物を傷めるだけでなく、私有地や施設の植栽である可能性があります。写真に収めて楽しみましょう。

私有地に立ち入らない

道路から見える花であっても、住宅や農園、ホテルなどの敷地内に植えられている場合があります。撮影するときは通行の妨げにならない場所から行い、敷地内へ無断で入らないようにしてください。

棘や樹液に注意する

先ほど紹介したブーゲンビレアには棘があり、プルメリアやアラマンダなどは樹液に触れると皮膚へ刺激を感じることがあります。

花の種類が分からない場合も、基本的には触らずに観察するのが安心です。

台風の前後は周囲にも注意する

台風や強風の後は、枝が折れていたり、植物が道路側へ倒れていたりする場合があります。

花だけに気を取られず、足元や頭上の安全も確認しながら散策しましょう。

宮古島で花を見るならいつがおすすめ?

宮古島では、季節を問わず何らかの花に出会える可能性があります。

ただし、すべての花が一年中、同じ量だけ咲いているわけではありません。開花状況は、次のような条件によって変わります。

・気温
・日照時間
・雨の量
・台風や強風
・植物の品種
・剪定や水やりなどの管理状況

特定の花を目的に訪れる場合は、施設の公式サイトやSNSなどで、直近の開花情報を確認するのがおすすめです。

宮古島の花に関するよくある質問

Q.宮古島の市花は何ですか?

宮古島市の市花はブーゲンビレアです。花びらのように見える鮮やかな部分は「苞」と呼ばれる葉の一部で、その中央にある小さな筒状部分が本来の花です。

Q.宮古島では冬でも花を見られますか?

冬でもブーゲンビレアやハイビスカスなどの花を見られることがあります。

ただし、開花状況は気温や風、日照、植栽環境によって異なります。本州の冬と比べて温暖ですが、季節によって花の数が変化する点には注意してください。

>関連記事:冬の宮古島の魅力とは?

Q.宮古島でよく見るピンク色の花は何ですか?

代表的なのは、ブーゲンビレアとハイビスカスです。紙のように薄い色づいた部分が集まっている場合はブーゲンビレア、大きな花びらが開き、中央から長い雄しべが伸びている場合はハイビスカスの可能性があります。

プルメリアやアラマンダにもピンク系の種類があるため、花びらの形や香りも確認すると見分けやすくなります。

Q.宮古島の花に触っても大丈夫ですか?

種類が分からない植物には、触れないようにするのが安心です。

ブーゲンビレアには棘があり、プルメリアやアラマンダなどは樹液が皮膚への刺激になることがあります。また、島内の花は施設や個人が管理している植栽である場合が多いため、観察や撮影だけにとどめましょう。

まとめ

宮古島では、次のような南国らしい花を身近な場所で見ることができます。

・宮古島市の市花であるブーゲンビレア
・毎日のように新しい花を咲かせるハイビスカス
・甘い香りを漂わせるプルメリア
・黄色いラッパ形の花が印象的なアラマンダ

青い海や白い砂浜だけでなく、道路沿いやホテルの庭、生け垣などを彩る花々も宮古島の魅力です。

島内を散策するときは、色や形、香りの違いを楽しみながら、お気に入りの花を探してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

Masashi
Masashi
トライアスロンきっかけで、宮古島に移住しました。 #船舶1級 #大型2種 #シュノーケルガイド #足袋RUN #御朱印RIDE
TOPへ