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体験・アクティビティ
2026.08.31

宮古島トライアスロンの費用はいくら?参加費・航空券・宿泊・バイク輸送まで経験者が解説

宮古島トライアスロンのバイク風景

宮古島では毎年4月、島を挙げた一大イベント「全日本トライアスロン宮古島大会」が開催されます。石垣島トライアスロン(ショート)も宮古島の前後に開催され、全国でいち早くトライアスロンが開催される場所でもあります。

宮古島トライアスロンは、全国でも開催箇所が少ない「ロング」の距離での競争となります。13時間という制限時間内で行われる、熱いドラマが魅力です。

そんな宮古島トライアスロンですが、出てみたいと考える一方で、中には「宮古島トライアスロンに出場するには全部でいくらかかる?」「エントリー費以外にどんな費用が必要?」と、費用面が気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、本州や四国、九州など内地から1人で宮古島トライアスロンへ参加する場合、総額20万~30万円前後をひとつの目安として考えておくとよいでしょう。航空券やホテルを予約する時期、バイクの輸送方法などによっては20万円を下回ることもありますが、大会時期の宮古島は航空券や宿泊施設の需要も高まるため、余裕をもって予算を用意しておくのがおすすめです。

筆者も宮古島へ移住する前は、毎月2万円ずつ「宮古島トライアスロン貯金」をしていました。

1年間で24万円。「いつか宮古島を走る!」と思いながら毎月貯金していたことを、今でも鮮明に覚えています。

この記事では、トライアスロン歴20年弱、宮古島トライアスロンにも複数回出場してきた筆者の経験をもとに、宮古島トライアスロンにかかる費用を項目別に紹介します。宮古島トライアスロンそのものについて知りたい方は、まずこちらの記事もご覧ください。

>関連記事:宮古島のトライアスロンはいつ開催?現地スタッフが初心者向けに基礎知識を解説

宮古島トライアスロンの費用は総額20万~30万円前後が目安

まずは、内地から1人で宮古島トライアスロンへ参加すると仮定した場合の費用を見てみましょう。

項目費用の目安
エントリー費約60,000円+手数料
宮古島までの航空券約40,000円~80,000円
バイク輸送費約20,000円~50,000円
宿泊費約30,000円~80,000円
現地交通費約5,000円~15,000円
食事、補給、お土産など約10,000円~30,000円
合計約165,000円~315,000円

※航空券・宿泊費・輸送費は予約時期や出発地、利用サービスによって大きく異なります。

あくまで目安ですが、実際には20万~30万円程度を想定しておくと計画を立てやすいと思います。筆者がかつて年間24万円を「宮古島トライアスロン貯金」として準備していたのも、今振り返るとかなり現実的な金額でした。

もちろん、家族と一緒に宮古島へ来たり、リゾートホテルでゆっくり過ごしたり、大会後に観光を楽しんだりする場合は、さらに予算を確保しておきましょう。

①エントリー費|約60,000円

宮古島トライアスロンに参加するために、まず必要になるのがエントリー費です。第40回全日本トライアスロン宮古島大会(2026年)の参加費は60,000円で、別途エントリー手数料が必要です。

一般的なショートディスタンスのトライアスロン大会と比較すると高額ですが、宮古島トライアスロンはSWIM・BIKE・RUNを合わせて長時間に及ぶロングディスタンスの大会。エイドステーションや大会運営、安全管理などを含め、大規模な運営が必要となる大会でもあります。

なお、参加費や大会要項は変更される可能性があるため、出場する年の大会公式サイトを必ず確認してください。

②航空券|約40,000円~80,000円

内地から参加する場合、大きな割合を占めるのが宮古島までの航空券です。目安としては往復4万~8万円程度を考えておくとよいでしょう。

ただし、出発する空港や航空会社、直行便、乗り継ぎ便、予約する時期、手荷物の量などによって料金は大きく変わります。宮古島トライアスロンは毎年多くの選手や関係者が島を訪れるため、大会直前になるほど希望する便が取りづらくなる可能性もあります。

出場が決まったら、できるだけ早めに航空券を確認しておくのがおすすめです。

③バイク輸送費|約20,000円~50,000円

トライアスロンならではの出費がバイクの輸送費です。自分のバイクを宮古島まで持っていく方法としては、大きく分けると以下のようになります。

自分のバイクを宮古島まで持っていく方法
  • 宅配便などで事前に送る
  • 航空機の受託手荷物として運ぶ
  • 大会向けの自転車配送サービスを利用する

利用するサービスや出発地域、バイクケースのサイズなどによって料金は異なりますが、往復20,000円~50,000円程度を見ておくとよいでしょう。

たとえば2026年大会のJALパックのオプショナルプランでは、自宅からホテルまでの自転車往復配送が50,000円で設定されていました。特に宮古島への配送は通常の荷物より時間がかかるケースがあります。

「大会直前に送れば間に合うだろう」と考えず、利用する配送会社へ早めに確認しておきましょう。

④宿泊費|3泊~4泊で約30,000円~80,000円

宮古島トライアスロンは、大会当日だけ宮古島に来れば参加できるわけではありません。

2026年大会スケジュール
  • 4月16日・17日:選手登録
  • 4月17日:競技説明会
  • 4月18日:バイク預託
  • 4月19日:大会

さらに競技説明会への参加は必須となっているため、余裕をもった日程を組む必要があります。そのため、内地から参加する場合は少なくとも3~4泊程度を想定しておくと安心です。

宿泊費はホテルのグレードや予約時期によって大きく異なりますが、1人あたり30,000円~80,000円程度をひとつの目安にしておきましょう。

大会前日はバイクの準備や翌日の支度もあるため、「価格だけ」ではなく、バイクを扱いやすいか、会場への移動がしやすいかなどもホテル選びでは重要です。

⑤現地交通費|約5,000円~15,000円

宮古島へ到着してからの移動費も忘れてはいけません。空港からホテルへの移動に加えて、選手受付や競技説明会、バイク預託、大会当日の移動。大会後の移動などが発生します。

ホテルの送迎や大会用交通手段などを利用できる場合もありますが、タクシーやレンタカーを利用すると、その分費用が必要です。目安として5,000~15,000円程度を予算に入れておくとよいでしょう。

⑥食費・補給食・お土産など|約10,000円~30,000円

忘れがちなのが食事や補給関係の費用です。大会前には普段以上に食事へ気を配りますし、水分やスポーツドリンク、ジェル、エネルギーバー、大会前後の食事など、細かな支出も積み重なります。

さらに、せっかく宮古島まで来たのであれば、大会後に宮古島グルメを楽しんだり、お土産を買ったりしたくなるものです。

そのため、10,000円~30,000円程度はその他の費用として確保しておくことをおすすめします。

宮古島トライアスロンは最低何泊必要?

宮古島のスイム
5号砲とともに一斉にスタートするトライアスリートたち

費用と一緒に質問されることが多いのが「何泊すればいいの?」という疑問です。大会年度によってスケジュールは変わりますが、3~4泊以上を基本に考えるのがおすすめです。

選手受付や競技説明会、バイク預託などが大会前に実施されるため、基本的にレース前日に宮古島へ到着して参加するというスケジュールは組めません。

また、自転車や荷物が多いため、飛行機の欠航や遅延といった可能性も考えて、余裕を持って宮古島入りした方が安心です。

宮古島トライアスロンの費用を抑える5つのポイント

宮古島トライアスロンのゴール風景
笑顔でゴールする選手ら

「20万~30万円となると、やっぱり高い……」と感じる方もいるでしょう。筆者も宮古島へ移住する前は同じでした。

ただし、準備の仕方によって費用を抑えられる部分もあります。

出場決定後、航空券を早めに確認する

航空券は予約時期によって価格差が出やすい項目です。出場が決まったら、まず航空券の価格と空席状況を確認しましょう。

ホテルも早めに押さえる

大会期間中は選手だけでなく、家族や応援者、大会関係者も宮古島を訪れます。

条件のよい宿泊施設から埋まっていく可能性があるため、こちらも早めの確保がおすすめです。

バイクの輸送方法を比較する

宅配便、大会向け配送サービス、航空機への持ち込みなど、輸送方法によって料金や手間が変わります。

「最も安い方法」だけでなく、破損リスクや受取方法、発送時期まで比較して選びましょう。

宮古島トライアスロン専用の積立をする

個人的には、これが一番おすすめです。筆者は毎月2万円を「宮古島トライアスロン貯金」として積み立てていました。

例えば月2万円ずつ貯金するなら、2万円×12か月=24万円です。

一度に20万円以上を支払うと大きな出費に感じますが、1年間かけて準備すると負担感はかなり変わります。「来年は宮古島を走る」と決めた段階で始めてみるのもよいと思います。

大会だけでなく宮古島滞在そのものを楽しむ

単純に「レース代」として考えると、20万~30万円は決して安い金額ではありません。

しかし、宮古島トライアスロンは島全体が大会の熱気に包まれる特別なイベントです。大会後に海や食事、観光を楽しむなど、「宮古島旅行+トライアスロン」と考えて日程を組むのもひとつの楽しみ方です。

遠征費以外にもトライアスロンには費用がかかる

ここまでは宮古島への遠征費を中心に紹介しましたが、トライアスロンを続けていくためには日々の費用も必要です。

遠征費以外のトライアスロン費用例
  • バイク本体やパーツ、メンテナンス
  • ウェットスーツ
  • ランニングシューズ
  • ヘルメット
  • プール利用料
  • ジム代
  • 補給食
  • 他大会へのエントリー・遠征費

年間で複数大会に出場する場合、決して安い趣味とはいえません。特にバイクは、パーツやデザイン、機能面等にこだわるほど費用がかかります。

だからといって、最初からすべて最高級のものを揃える必要はありません。自分のレベルや目標に合わせて、少しずつ道具や環境を整えていくのがおすすめです。

お金がかかっても筆者がトライアスロンを続けている理由

2一斉に海に入り、スタートする大勢の選手たち=20日午前7時、宮古島市与那覇前浜ビーチ
一斉に海に入り、スタートする大勢の選手たち

トライアスロンは正直に言うと、それなりにお金のかかるスポーツです。それでも筆者は20年近くトライアスロンに関わり続けています。

1.時間の使い方が上手になる

アメリカやヨーロッパなどでは、「トライアスロンを趣味でやっている人は、就職の際に有利だ」という話を聞きます。それは3種目も行うスポーツなので、必然的に時間の使い方が上手くなるからかと思われます。

筆者もSWIM・BIKE・RUNの3種目を練習するため、仕事や生活の中で「今日はいつ走るか」「いつ泳ぐか」と考えるようになり、自然と時間の使い方も工夫するようになりました。内地に住んでいたころは、「朝RUN」「通勤でBIKE」「仕事終わりに市民プール」という生活をしていた時期もあります。

2.健康体でいられる

単種目だけだと偏った身体の動かし方になりがちですが、トライアスロンだとSWIMは上半身メイン、BIKEは下半身メイン、RUNは全体的に、など動かす筋肉もそれぞれ変わります。

トライアスロンは、3種目それぞれまんべんなく身体を使うことになるため、単種目で続けていくより健康的だと言えるのではないでしょうか。

3.日常とはまた違ったコミュニティに出会える

遠征先ではトライアスロンを通じて色々な仲間と知り合いました。大会中には、知り合いでもない選手同士が声を掛け合い、励まし合うシーンもあります。

トライアスロンは順位を競うスポーツである一方、「自分自身との戦い」という側面も強いスポーツだと筆者は感じています。

宮古島トライアスロンのコースや、完走するための練習について知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

>関連記事:宮古島トライアスロンのコースを経験者が解説|練習方法・完走率も紹介

まとめ

宮古島トライアスロンへ内地から参加する場合、主な費用は以下のとおりです。

項目費用の目安
エントリー費約60,000円+手数料
宮古島までの航空券約40,000円~80,000円
バイク輸送費約20,000円~50,000円
宿泊費約30,000円~80,000円
現地交通費、食事など約15,000円~45,000円
合計約200,000円~300,000円

決して安い金額ではありません。筆者自身も、宮古島に移住する前は毎月2万円ずつ「宮古島トライアスロン貯金」をしながら出場を目指していました。

しかし、長い時間をかけて練習し、宮古島へ渡り、SWIM・BIKE・RUNを走り抜いた先でしか味わえない経験があります。

これから宮古島トライアスロンへの出場を考えている方は、まず費用の全体像を把握して、航空券やホテル、バイク輸送を早めに準備してみてください。

この記事の執筆者

Masashi
Masashi
トライアスロンきっかけで、宮古島に移住しました。 #船舶1級 #大型2種 #シュノーケルガイド #足袋RUN #御朱印RIDE
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